くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

糖尿病に体重増加はまずい:病気の話29

12月21日に、2ヶ月ぶりに婦人科と代謝内科の外来に行ってきました。

昨年末に病気が発覚してからちょうど1年がたちました。昨年の今頃は、糖尿病の血糖値調整のため入院していた頃です。

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思い返すと色々ありました。毎日が無我夢中でしたが、ようやく落ち着いてきた感じです。

婦人科の診察

血液検査の結果は異常なしで、問題ありませんとのことでした。

抗ガン治療が終わってから半年が過ぎましたから、しびれ以外の副作用はなくなって、ほぼ普通に生活ができるようになっています。

手足のしびれはまだありますが、2ヶ月前の外来の時よりも良くなってきています。以前は足の指の感覚がなくて他人の足のようだったのですが、今は指を自由に動かせるようになりました。

少し筋肉がついてきたのか、以前よりは歩けるようになっています。ただ、足を平行に出さないと体のバランスがとれないため、ドスドス歩く感じで、女性としては格好の悪い歩き方になってしまっています。

それと、一度お尻をついて座ってしまうと、手で支えないとヒザがガクガクして立ち上がれない状態です。階段を上がるのも手を使って四つん這いにならないと上がれません。

髪は4~5cm伸びて、ショートヘアくらいになっています。医療用帽子がなくても見た目に違和感はなくなりました。でも今は寒いので、防寒のためにまだ帽子を愛用しています。

oba.hatenablog.com

代謝内科の診察

前回の外来で、インシュリンの注射が中止になったのですが、血糖値を計るとやや高めになっていました。

また再開しなさいと言われるか心配していたのですけれど、注射は止めてもいいというお墨付きをいただいたので良かったです。

血液検査にHbA1c(ヘモグロビンA1c)という項目があるのですが、これは血液中の糖の状態を表す数値です。私の場合正常値4.6~6.2の範囲内にあるので、今のところは順調と言えます。

oba.hatenablog.com

 

ただ、ここのところ体調が良くて食欲も旺盛だったせいか、この2か月で体重が5 kg も増えていて、主治医から「太ってはダメ」と言われてしまいました。

もともと太ってはいるのですが、病気治療の間に10kg以上減っていました。せっかく痩せたのに、もう半分も戻ってしまっていたとは、我ながらビックリです。

(追記:後で落ち着いて考えてみたら5Kgは増えていなくて、2Kgの増加でした。少しだけホッとしました)

糖質のことはとても気にしていましたけれど、脂質についてはあまり考えていませんでした。糖質を減らすことイコール脂質を減らすことにはなりませんものね。

 でも食生活を振り返ってみると、野菜中心の食事を心がけているし、ボリュームのあるものばかり食べているわけでもなく、間食もあまりしていません。これ以上どこを減らせばいいのだろうかと考えてしまいました。

これまでは、うまく歩けなかったこともあって、生活のなかで動くことが少なかったと思うのです。家事の多くは夫が代わってくれていました。むしろ、私がするよりも上手なくらいで、ついついお任せしてしまっていました。

家事に費やすエネルギーって馬鹿にならないのですね。確かに、消費エネルギーが少ないのに普通に食べていては太りますね。糖尿病には運動療法も必要だと言いますから、これからは、できる範囲でもっと動くことを心がけようと思います。(→病気の話30へ