くきはの余生

リタイアしてようやくのんびり暮らせるようになりました。目指すは心豊かな生活。還暦目前で患った病気のこと、日々の暮らしや趣味のことなどを綴っています。

夫のリストラと無収入生活1年余の現状とこれから

突然夫から「来月から仕事を辞める」と告げられたのは2015年2月でした。最初は何のことを言っているのかわからなくてポカーンとしてしまいました。

その前年には勤続35年で、会社から100万円までの旅費が出るご褒美をいただきました。老母を連れての長期旅行は無理だったので、家族3人、近場で2泊3日のプチ贅沢旅行を楽しんだばかり。

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 このまま定年まで勤め上げて、その後は嘱託かなにかで続けられるはずと思っていました。何しろ私の父親は公務員でしたので、定年まで勤めるのが当然だと思い込んでいたのです。

ところが、民間企業は厳しいです。忙しい時には残業手当もなしに連日深夜2時3時まで働かせるくせに、年取ってきたらいらなくなってポイですからね。

 まあ、クビになったわけではなくて、退職者を募ったので、夫はそれに応じたということなのですけれど。会社に留まらせないために無理な仕事の割り振りをしたり、パワハラめいたこともあったような気配です。

最初は夫よりも私の方が怒り心頭で、会社にブーブー文句を言ってました。

でもまあ、冷静に考えてみると、夫はもう十分に働いたかなと思うのです。それに、退職を呼びかけるということは、経営的にリストラせざるを得ない状況なのかもしれません。

会社が倒産なんてことになれば、退職金さえもらえなくなることだってあるのですから、退職金が出るうちにもらうだけもらって、気楽なリタイア生活も悪くないかな、なんて考えました。

 夫は最初の10ヶ月は失業保険をもらっていました。ハローワークで新しい仕事を見つけながら、そのうち、何か軽めの仕事でもみつけるのだろうと思っていました。

ところが、田舎のことでなかなかコレと言う仕事がないみたいで、10ヶ月が過ぎ、1年が過ぎても決まりません。

夫は脊椎狭窄症で腰痛の持病があるもので、体を動かすハードな仕事はできませんし、50代後半という年齢も大きいのでしょう。そのうちに就職活動をすること自体をやめてしまったようです。

「就職しないの?」何度も口元まで出かかりましたが、言うのをやめました。夫なりに考えることがあるのでしょうし、私が言うと押しつけがましく感じるかもしれないなと思ったもので。

これまで通りに生活費は入れてくれているので、それ以上は言う必要は無いなと思いました。

 こうして、夫の定年先取り生活がはじまって、直面したのは、一日中夫と顔を突き合わせていなくてはならないということ。

夫は一日中テレビの前にいますし、私は少し離れたパソコンの前で仕事をしています。仕事と言っても小遣稼ぎ程度で家計を支えられるほどではありませんから、夫が残業して貯めてきた貯金に頼らざるを得ないわけですが……

 これまでは、のんきな専業主婦生活。母の世話と家事をしていれば、あとの残りの時間は私ひとりのものでした。正直、夫がいるとなんとなく窮屈なんですよね。

昔「亭主元気で留守がいい」というCMがありましたけれど、最初半年くらいはまさにそういう気分でした(笑)

でもまあ、最近は慣れてきました。母に手がかからない時には、夫を置いてひとりで外出するようになりましたし、お互いあまり干渉しあわないことにして、適度な距離を置いて生活するようにしています。

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一方、 いつも夫が居てくれて良いところもあるのですよ。

私の苦手な庭の草刈りや草抜き。夏場は雑草がどんどん育って抜くのが間に合わなかったので、電動草刈り機で一気に刈ってもらえるのは本当に助かります。

また、私が断捨離して出した大型ゴミの処理なども、車でゴミ処理場に搬入してくれたりもしてくれています。

これまでは、仕事仕事で余裕がなかったため、そういう雑事をしてくれる人だとは思ってもいなかったので新しい発見でした。

 心配と言えば、やはりこれから老後のことですね。心配していないと言えば嘘になります。

でもまあ、幸か不幸か子供がいないので教育費などにかかる費用を考えなくてすみますし、いよいよピンチになれば夫が自分から動き出すでしょう。

あと少し頑張れば年金がもらえるようになる予定(は未定?)ですので、それまではできるだけ節約を心がけて、あまり細かいことを悩まないようにしています。現実がこうなのだから、心配してもなるようにしかならないですものね。