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おばさんは電気炬燵で夢をみるのか?

夫が定年目前にリストラ。無給生活に突入したお気楽主婦日記。心豊かに暮らすために詩を読む生活はじめました。

PRIM JAPAN日本のこころに出会う7「ねこ」を観ました

ドラマ映画メモ

Amazonプライムで、PRIM JAPAN日本のこころに出会うシリーズの6回目「ねこ」を観ました。

 「PRIM JAPAN日本のこころに出会う」はAmazonオリジナルのドキュメンタリーで、日本を紹介するシリーズです。プライム会員向けですが、Amazonプライムビデオはこちらです→Amazon CAPTCHA 

このシリーズは毎月15日に新作がアップされます。ただ表面的にだけ日本の素晴らしさを描いているのではなく、歴史や習慣、日本人の社会から人間性に至るまで掘り下げて分析していたりするので、毎回興味深く観ているのです。

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主演はジョナサン・シアー、ナレーションは常磐常磐貴子、監督は日下宏美。4Kの綺麗な映像でさまざまな角度から日本を取材しています。

 これまでのところ、「1すし」「2日本旅館」「3ラーメン」「4JAPAN DESIGN」 「8メイドインジャパン」「6お茶」が公開されていて、今回は7目。「ねこ」が取り上げられました。 

日本を紹介するのに、寿司やお茶、日本旅館(温泉)などは定番ですが、まさか「ねこ」が出てくるとは思いも寄りませんでした。

でも、日本では昔から猫とはかかわりが深かったのですね。猫はネスミから仏教経典を護るために船に乗って中国から日本へやってきました。そして、日本人の生活の中に溶け込んでいます。

映像の中では、谷崎潤一郎の小説『猫と庄三と二人のをんな』をモチーフにした劇中劇がジョナサン・シアーさんによって演じられて印象深かったです。

リリー役の猫が、どこかで見たことがあると思っていたら、ドラマ「猫侍」に出演していた「あなご」ちゃんでした。ちょっと睨んでいるような目力のある猫です。

猫は美術や工芸品、絵画や小説の題材としても好まれています。歌川国芳の浮世絵や、竹久夢二の絵、夏目漱石の『我が輩は猫である』などの猫文学も紹介されていました。

面白いなと思ったのは、猫が過ごしやすい環境として、日本家屋の開放性について語られていたこと。ひさしが延びて日差しを遮り、風が流れ込んでくる縁側、その縁続きですぐに出られる庭など、自由な猫にとっては快適空間だったのですね。 

他に、癒やし空間としての猫カフェや、招き猫。猫島や猫神社の紹介などもありました。

最近の猫ブームで猫が注目されていますけれど、昔から猫は人間と共存して、良い関係を築いてきたのだなと思います。

ただ、忘れていけないのは、映像で紹介されたような良いところばかりではないということ。人間の身勝手で、そして、猫ブームの裏側にも暗い闇が潜んでいるのです。映像を楽しみながらも、少しだけ不幸な猫のことも考えたいものです。