今月もまた、パン教室に遊びに行って来ました。今日の一枚は、教室で焼いてきたパンです。
メニューは、1回分が、パタート、よもぎのブリオッシュ、よもぎあんパン、もう1回分が、バナナの食パンとアップルフラワーでした。
今回のメニューは、2回分どちらも野菜や果物を使ったヘルシー志向でしたが、どれも甘めのパンでした。
バナナの食パンとアップルフラワーは仕込み水(生地を捏ねるための水分)が、バナナと卵 、りんごと卵で、果物を仕込み水に使うというのがユニークでした。
バタートというのは、フランス語で「さつまいも」のことだそうで、さつまいもの砂糖煮をゴロゴロ入れて、フランスパンのようにバリッと焼いた香ばしいパンでした。
メニューの中ではパタートが一番好きだったかな、大きめに角切りしたさつまいもが、固めのパンとよく合っていて、特に焼きたては最高に美味しかったのです。
この2~3週間というもの、母への対応のことでストレスが溜まっていて、大声で叫び出したいくらいだったので良い気分転換になりました。
母は、姑ではなくて実母なので、気兼ねがないといえばそうなのですけれど、認知症という病気のせいで、頑固だったり、素直でなかったり、対応が難しいことが多くあります。
中でもつらいのは、私が言うことには何でも否定や拒否から入るということなのです。
「今日はデイケアの日ですよ、起きてください」「下着を着替えましょう」「薬を飲んでください」「ご飯食べてください」、やって欲しいことはため口ではなくて、丁寧な言葉でお願いします。
食事中に炒め物に入っている白いものが何か聞かれて、「それはイカ」と私が答えたら、「違うよ」という返事(笑)イカ以外なら何だろうと思いつつ笑うだけでしたが、絶対に肯定しないのですよね。
他人に対しては、素直によそ行きの受け答えをするので、今のところは異常だとは思われません。事情を知っている親戚の人からは「なんだ、全然変じゃない、普通だね」と言われます。
でも、私の言うことはすべて拒否で、何をするのもまず説得から入ります。実の娘だから甘えているのかもしれませんね。
そのひとつひとつは些細なことで、一緒に住んでいない人が聞いたら「なーんだ、そんなこと」と笑われてしまうかもしれないのですけれど、小さなことが毎日、毎日重なってくると、鬱々とした気分になってきます。
何がが原因とか、何のせいで、とか、具体的に説明できないのです。私もいちいち気にしないようにはしているのですが、嫌な気持ちとか、イライラとか、我慢とかが溜まってくるので、定期的に重苦しい気分になるように思います。
そんな時に必要なのがストレス解消なのですよね。私の場合は。妹と食事に行くだったり、パン教室だったり。「自分のためだけの時間」を持つことが必要なのです。
そんなわけで、今月もまたリフレッシュできました。来月の外出を楽しみに、また1ヶ月間頑張りますよ。