おばさんは電気炬燵で夢をみるのか?

夫が定年目前にリストラ。無給生活に突入したお気楽主婦日記。心豊かに暮らすために詩を読む生活はじめました。

詩集青い世界:妖精・仲津麻子

 中学~高校生の頃に書いた詩です。つたない詩で恥ずかしいのですが、あえて記録しておくことにします。  

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中学校の職員室の前に池があって、ちいさなスイレンの花が咲いていました、その花を見て書いた詩です。この頃は、水面の上に出ている花の可憐さしか見えていませんでした。水面下の泥のなかに根を張ったスイレンについては考えてもみなかったのだなと思います。

 

妖精 ~スイレン~

 

       仲津麻子

 

水の好きな

砂糖細工

 

すきとおった

クリーム色の妖精

 

薄絹の羽根をつけて

いまにも飛び出しそうな……

 

ちいさな彼女を誘うように

時を超えた雨が降る

 

彼女はひとりでは

美しくなれない

 

水のうえで

はじめて少女になる

      (C)AsakoNakatsu