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おばさんは電気炬燵で夢をみるのか?

夫が定年目前にリストラ。無給生活に突入したお気楽主婦日記。心豊かに暮らすために詩を読む生活はじめました。

詩集・Fantasia:子宮・仲津麻子

詩集Fantasia

10代後半から20代の頃に書いた詩をとどめておくことにしました。

25の時だったか、26のの時だったか、私が東京でOLだった頃、母の体の不調がみつかりました。

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地元の小さな病院での手術でした。術後。父と伯母と私は、たまたま切除した母の臓器をのう盆に載せた医師と廊下ですれ違ったのです。

 

医師は立ち話のついでというように、廊下の隅で、臓器を示して、ハサミで中を切り裂きながら私達に状態を説明してくださいました。

 後から考えると、肉の朱さというよりは血の朱だったのかもしれませんが、子宮の鮮やかな朱色に目を見張りました。以来、私の中では「朱色」は女の色として心に刻まれたのでした。

 

詩集・Fantasiaより

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